バーベキューの食材といえば、みなさんは何を想像されますか?
定番のお肉…?それとも海鮮…?人によって好みはいろいろですが、
今日は、美味しい焼き方のポイント・ちょっと変わったネタなどをご紹介していきたいと思います♪
① やっぱり!テンションが上がるお肉
【基本中の基本!お肉を焼くポイント】
バーベキューでは、お肉に合った火加減で調理することが重要なポイントです。
そんなときに使いたいワザは、ゾーンによって火加減の強弱をつけること。
炭を設置する際に左から右になるにつれて、炭の量を減らしていくと、火加減の調節が可能になります!
炭火での調節は難しいと思われがちですが、意外と簡単にできるんです♪
脂身が多いものは弱火ゾーン・鶏肉など、火をしっかり通したいものは強火ゾーンで焼きましょう。
強火ゾーンで火が通ったものを弱火ゾーンに置いておき、冷めないように置いておく上級者テクニックもあります!
せっかくのお肉が焦げてしまったら、気分が台無しになってしまいますから、こうした方法を駆使していきましょう♪
【定番お肉の種類と量】
お肉がどれくらい必要になるのか悩む人も多いと思います。
生のお肉なので、余ってしまうと持って帰るわけにもいかず、かといって捨てるのも勿体無いですよね。
バーベキューに最適なお肉の量は、一般的に男性は1人300g、女性は1人200gと言われています。
あとは参加するメンバーによって、モリモリ食べてくれる食欲旺盛メンバーが多かったら、その分多めにお肉を増やし、
反対に女性や年配の人が多い場合には、野菜を追加するのも良いかもしれませんね。
基本を覚えたら、次はお肉の種類ですね♪
1位 牛ロース:400円 / 100g
2位 豚ロース:200円 / 100g
3位 鶏もも肉:100円 / 100g
BBQで使うお肉の人気ランキングは以上でした!
牛肉は不動の一位!ここまでは鉄板ですが、ここからは特殊系を攻めていきましょう^^
【お肉番外編〜ジビエ・スタッフドチキン〜】
みなさま、「ジビエ」という単語を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
(ジビエとは…狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、
山野を駆け巡り、空を舞った天然の肉は、脂肪が少なく引き締まっており・栄養価も高い、まさに森からの贈り物!)
現在、日本では野生鳥獣が増えすぎてしまい、農林業や自然環境にとって大きな問題になっています。
それらの環境を整えるためにも、定期的な狩猟が必要となるのですが、命を無駄にしないように美味しくいただこうという思考から、日本でもジビエ料理が浸透しつつあります。
11月15日~2月15日まで狩猟が解禁となり、ジビエのシーズンが始まります♪
普段滅多に口にできないシカ、イノシシ、野ウサギをはじめ、山鳩、真鴨、小鴨…
それらを大自然の中でいただくと、糧を与えてくれている動物や自然に改めて感謝を感じることができそうです。
入手方法はさまざま!ジビエお取り寄せ専門サイトなどもあるので、念入りにチェックしましょう!
臭みが気になる方も多いと思いますが、塩・酒・少量の酢に漬け込んでおくとくさみがとれるそうです♪
(※ジビエの生食は、衛生上大変危険です!よく火を通してから食べましょう)
スタッフドチキン!なかなか聞きなれない言葉ですよね。
鶏を丸々一羽使うので、見た目も豪華!中には餅米を入れるのが一般的ですが、今回は冷凍ピラフを使って簡単につくれる方法をご紹介します♪
・丸鶏…1羽 ・冷凍ピラフ…200g ・塩コショウ…大さじ2 ・ガーリックパウダー…大さじ1 ・レモン…1個
ダッチオーブンの上下に炭を置いて予め温めておく。(予熱時間:10分)
丸鶏の中はレモンとお水でしっかり洗って臭みをとり、塩コショウを振ったら、冷凍ピラフを入れて竹串で口を閉じます。
あとは炭火でじっくり焼いていくだけ!見た目のわりに、作り方はとっても簡単なんです^^
冷凍ピラフには鶏肉のうまみが染み込み、炭火を用いて焼くので皮目はパリパリ・中身はジューシー!
大人数でのバーベキューをよくやる・普通のバーベキューに飽きてしまった方にぜひおすすめしたい2品です♪
② 名脇役!炭火で美味しい野菜とキノコ
【野菜の美味しい焼き方とは?】
みなさんが想像する、バーべキューでの野菜、写真のように火が通りやすいよう薄く切って焼いていくのがほとんどだと思います。
お肉に気をとられているうちに人参やかぼちゃ、玉ねぎが丸焦げになってしまう…誰もが一度はやってしまいますよね( T – T )
ですが!!!!野菜は意外にも丸焼きがとても美味しいのです。
やわらかく、ジューシーに仕上がりますし、薄く切らないので焦げにくくもなります。
特におすすめは次の4種類!
ピーマンとナス⇒オリーブオイルを刷毛で塗って網で焼く
玉ねぎ⇒皮ごとアルミホイルに包んで、炭の中に投入
とうもろこし⇒皮ごと網で焼く
包んで炭に投入なんて考えつかなかった方が多いのでは?上手な使い方ですよね♪
これであなたもバーベキュー上級者を目指せますよ!
【歯ごたえが楽しいキノコ】
バーベキューで人気のきのこは、エリンギ・しいたけ・ぶなしめじといったよくスーパーで見かける三種類!
きのこの網焼きもいいですが、一番旨味を感じられるのはホイル包み焼き!
アルミを二重にしておけば、焦げ付く心配もなく、隅のほうでじっくりと…お肉を食べ終わった後にちょうどいい焼き加減になるので、ひと段落ついたあとのおつまみとして最高です
バターをひとかけら、醤油をひと垂らし入れればまさに至福の味¤
オリーブオイルと塩胡椒とレモンのみのシンプルな味付けも、箸休めになって良さそうですね^^
なかには野生のきのこを収穫してバーベキューに持参なんてツワモノな方もいらっしゃいますが、
毒キノコと見分けがつきづらいものも数多くあるため、知識に自信がある方意外はやめておきましょう!
③ 海辺のバーベキューにはやはり海鮮!
【エビ・ホタテ・イカの三強】
ランキングを調べてみたのですが、ダントツで人気なのがこの三つでした!
特に海辺で潮風を感じながら楽しむ海鮮バーベキューは気分も味も最高ですよね。
準備のなかでもっとも注意することと言えばシーフード材料の調達方法でしょう…
無計画で挑めば海鮮バーベキューそのものが失敗になりかねません。
アウトドア特有の自分達でとった食材を使うのか、または魚の泳ぐ新鮮な魚介類を扱う地元のおすすめのお店や道の駅で購入するのか。
魚介類はとくに足が早いので、計画的に調達・下処理まで済ませておくことが鍵ですよね!!
【美味しい調理方法】
甘くてハリのある食感の海老は背ワタをとって塩をふって焼くだけでもおいしい料理になります。
また小さな海老や貝は網に落ちてしまいそうで心配なものは金串にさして焼くといいでしょう。
半身の伊勢海老を使うと見た目が一気に豪華になりますね。こちらはあまり火の強くないところに殻を下にして焼くだけです。
焼きあがったら塩やコショウ、レモン、あれば、マヨネーズなどをかけて食べるだけの簡単調理で絶品です。
またむきエビやカニのほぐし身などはアヒージヨでもおいしいです。アルミホイルで作った器の中に、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪、塩を入れ火にかけるだけ!
(※貝類はじっくり焼くことが重要です!我慢も最高の調味料になりますので、焼けるまでの過程も楽しみましょう♪)
【変わり種〜カマ焼き〜】
魚の旨味が詰まったカマ焼きは、バーベキューで使用されるイメージはありませんが、
下味をつけて網に放置するだけで美味しく食べられるので実はかなりおすすめです♪
カマの肉質にはしつこさが無いため、お腹がいっぱいでもついつい手が止まらなくなってしまうことでしょう!
カマ焼きで良く使うのはマグロ(旬10月〜1月)、ブリ(旬12月〜2月)、タイ(旬2月〜6月)
近くに魚屋さんや卸市場があると、新鮮なカマが安く手に入ることもあるので見てみてくださいね^^
④ 気分転換に!びっくりな変わり種食材
【ガーリックトースト】
ガーリックトースト自体は有名ですが、バーベキューのイメージはないですよね?
厚さ3cmほどに切り、バターとニンニクを表面に塗ったら強火の遠火にして焼くとパリパリに仕上がります!
仕上げにオリーブオイルとパセリを振りかければ、あっという間にお店の味が完成します☆
【カチョカバロとベーコンの串焼き】
カチョカバロはイタリアのチーズの一種で、ひょうたんのような形が特徴的なチーズです。
焼いて食べるのがおすすめのカチョカバロを、ベーコン、プチトマトと一緒に串に刺して焼くおしゃれレシピ!
とろーりチーズが絶品です。アルミ皿にオリーブオイルと塩とニンニクをいれてソースとしてディップして食べます♪
【梅酒で作れる!梅ソース】
バーベキューソースや醤油味も良いけれど、飽きがはやいのが難点…
こちらのソースはアルミ鍋に梅酒を入れて煮詰めるだけでできちゃう超簡単ソースなんです!
梅の風味で口がさっぱりしますし、味に変化が出てさらにバーベキューを楽しめそうですね^^
お好みで塩を使って味を整えて、自分だけの梅ソースをつくりましょう!
今回は様々なバーベキューレシピをお見せしました!
上級者向けから初心者向けまで…作りたいものを作れるのがバーベキューの良さですよね。
お気に入りのレシピでオリジナルバーベキューを楽しみましょう♪